梅雨の時期にもかかわらず、快晴の中多数の皆様にお集まりいただき、楽しい研究会を実施することができました。今回は日本画、似顔絵、美人画イラストなどの画家さん達も新しくご参加してくださり、一段と多様なメンバーが一堂に集まっての研究会となりました。
<第7回内容>
1.「歌川国貞《当世浪花の三興》―美人と役者の関係性」畑江麻里
ボストン美術館所蔵ビゲローコレクションの中の歌川国貞の美人画についての分析と、《当世浪花の三興》のコマ絵にみる役者との関係性を解説。
2.「絵画による内面美の表現-美の見え方について」成瀬康人
自身の絵画との出会いから美人画の内面美を研究。同じモデルを多数の画家が描いた例として、長谷川智恵子さんとシュザンヌ・ヴァラドンなどを紹介し、画家とモデル、絵画と鑑賞者の関係を解説。
3.「美人画カルタ---形合わせゲーム」松永伸子
175枚の美人画カルタを使用し、共通するポーズやしぐさ、顔パーツの形を見つけるゲーム。年代、画家、主義などの共通項にも得点を追加し、遊びながら学ぶ方法を紹介。
4.「美人シリーズ第3回・綾瀬はるか をみんなで描こう!・語ろう!」
日本画、似顔絵、美人画イラストの画家さんたちも参加され、多様な画材と技法での表現を紹介。
6回7回とも、会の最後に国際浮世絵学会理事の新藤先生が、数学的な視点から浮世絵を深く読み解く方法を解説してくださいました。
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